私の歩み

1949年
三重県亀山市に生まれる。
大阪外国語大学でドイツ語専攻。
三重県立農業大学で農業を学ぶ。
1976年
青年海外協力隊としてエチオピアへ農業隊員として派遣。
革命後の政情悪化に伴い西側諸国引き上げ決定のために任期途中で帰国。
1977年
愛媛県伊予市福岡正信先生のもとで自然農法を学ぶ。
1978年
ケニヤナイロビにある日本アフリカ文化交流協会スワヒリ語学校に入学し、スワヒリ語とアフリカ政治、経済、文化について学ぶ。
1979年
帰国し、在日ケニヤ大使館の最初の日本人スタッフ(通訳・翻訳官)として大使館勤務。
1980年
東京のキリスト品川教会において洗礼を授けられクリスチャンとなる。
1983年
アフリカ宣教の召命を受け大使館を退職し神学校(キリスト合同神学院)に入学。
1987年
神学校を卒業(南カリフォルニア神学院より神学修士号、牧会学修士号)按手礼を受けキリスト品川教会副牧師に就任。
1988年
品川教会から宣教師としてケニヤナイロビに派遣される。
デイスター大学聖書宗教学科専任講師。
東アフリカ長老教会協力牧師としてナイロビ第二のスラム地区の3つの教会で牧会。
ワールド・ビジョン日本の海外協力員としてソマリア難民救援事業、ルワンダ復興事業の推進にあたる。
1998年
キューナ教会、幼稚園設立。
品川教会の副牧師を辞任。

その後もケニヤにおいて宣教師としての働きを続けている。2000年度 外務大臣表彰を受ける。


市橋隆雄さん外務大臣表彰を授与される

2000年9月16日中日新聞の「人」欄に外務大臣表彰を授与された市橋さんが紹介されました。青木ケニヤ大使より外務大臣表彰を受ける
その中では、若き日の青年海外協力隊での内戦による撤退と挫折感。悲惨のなかにもかかわらず未来を信じるアフリカの人達と一緒に住む決意をしたこと。牧師となり大学で教えるかたわらでのスラムでの救済活動。自身の子供3人に加えケニヤのエイズ孤児2人を養子にし家族として共にいきていく日々。
そして、日本の経済不況で今まで支援していた教会からのサポートを受けられなくなり新たなスポンサー探しに来日していることなどが報じられています。

2000年11月8日付け中日新聞には、出身地の三重県亀山市で市橋さんのケニヤでの活動への支援グループが結成され、市橋隆雄さんを招いて現地報告会を開催するとの記事が5段で大きく報じられました。
また、朝日新聞などでも同様の記事が掲載されました。
この報告会の全文記録は、このサイトの「講演記録」にあります。

なお、外務大臣表彰を授与されたことにつき、市橋さんは「今まで支援いただいた皆様への感謝のために受けた」と述べておられます。

2000年11月18日
HP管理人  伊藤

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