ねこさんの夫婦でチャレンジ 歩き遍路 その5 2021年春 | |
2019年の春、かみさんの一言がきっかけで、お遍路を思いつき夫婦で歩き遍路にチャレンジした。 電車、バスで徳島県に入り1番の札所霊山寺から山越えてやっと18番の恩山寺手前まで歩いたところで、 かみさんの膝が猛烈に痛み出しそこで断念、ホウホウの体で自宅に帰り着いた。 その反省から毎朝6時から7時過ぎまで早朝のウォーキング約6kmで 脚を鍛え2019年秋には18番恩山寺から難所の鶴林寺、太龍寺を無事にクリアし 徳島県最後の札所薬王寺を済ませ、さらに高知県との県境まで歩き切った。 そして2020年春、折から新型コロナウィルス騒ぎが日に日に酷くなるころ 高知県の東半分を歩きちょうどコロナ禍で納経所が閉鎖になる直前 予定のコースを終えることができた。 2020年秋には折からGOTO TRAVEL真っ盛りの頃、高知県須崎から足摺岬、更に 宿毛を抜け愛媛県大洲まで歩き切った。 そして2021年春、コロナ禍は依然として収まってはいないが 難所久万高原から愛媛県東部と香川県に入る旅に出た。
|
|
今回(緑の線)は久万高原への長いアプローチ 更に標高が700m以上の横峰寺、900mを越える雲辺寺が 難関です。 それとコロナ禍で休業している宿も多いので コース設定は何度も修正を加えました。 リサーチにはYoutubeのサイトtobotoboarukuが おおいに参考になりました。 |
|
準備 | |
4月は年により雨が続くことがあります。 雨具は欠かせないけど、その分リュックの重量がかさみ 高齢者には深刻ですから徹底して不要なものは持たないようにしました。 地図もあらかじめスマホで撮影し紙ベースは持たないようにしました。 |
|
特に靴擦れは避けたいので予防に使ったのが皮膚に塗る 保護クリーム。これもミニケースに移し替えて軽量化しました。 |
|
今回も飼い猫のために多量の餌を用意しました。 ストレス防止に2階の窓から出入りできるようにし 近所の猫が来ても餌は不足しないように多くしました。 また旅先からモニターできるようカメラもセットしました。 使ったカメラはこちらです。 https://www.atomtech.co.jp/products/atomcam |
|
自宅の様子は旅先からスマホでモニターできるよう防犯カメラも
|
|
遍路1日目 岡山入り | 2021年4月10日 |
飼い猫ともしばらくお別れでです。 そうとも知らずいつものようにじゃれる飼い猫 「ちゃんと留守番しろよ。」 |
|
地区の用事で午後の出発になりました。 この日は岡山までとします。 自宅から駅まで約30分を歩きます。 これから何百キロも歩くんだから当然です。 |
|
この日は岡山駅隣接のホテルグランヴィアで泊まりました。 ホテルの夕食は高そうなので駅構内の和食店で食べました。 |
|
遍路2日目 | 2021年4月11日 |
岡山から鉄道で四国に渡ります。 更に松山を経由し伊予大洲駅まで電車で行きました。 これから歩くであろう沿線の景色に気の遠くなるような長さを感じました。 |
|
大洲駅から内子町まで歩きます。 しばらくは市街地が続きます。 まだ杖は使わなくても大丈夫でした。 |
|
十夜が橋が見えてきました。 2018年には洪水で深刻な被害を受けたことが 信じられないほど開けた場所でした。 |
|
大師の野宿されたと伝わる場所 この場所は欠かせません。 お参りをしておきます。 野宿らしい若者もいました。 |
|
内子町はひと山越えた場所にあります。 ここから旧遍路道もあるのですが一般道で近道しました。 この日の宿は Hotel AZ内子店です。 |
|
この日の歩行データ | |
近くにレストランがなかったのでホテルの食堂で夕食としました。 | |
遍路3日目 | 2021年4月12日 |
内子町は歴史ある町です。 かってはハゼの木から抽出した木蝋で財を成し その痕跡が今でも各所に残っています。 |
|
内子座も欠かせない名所です。 この後、コンビニで昼食の菓子パンを買って市街地を離れました。 |
|
久万高原に向け長い旅が始まります。 次第に人家が少なくなってきました。 |
|
留守番の猫は餌をちゃんと食べていました。 | |
なんと近所のドラ猫とら、またの名シゲルまでやってきて 餌を食べています。2階の窓を開けてあるので予想はしていましたが やっぱりです。まあ餌は十分置いてあるので問題はないです。 |
|
昔からの遍路コースで所どころに休憩場所があるので助かります。 バス停も屋根とベンチがあるので何度も休憩しました。 |
|
久万高原へのアプローチ前の貴重な宿ふじや旅館 建物は古いが遍路にはありがたい場所です。 夕食も充分でした。 |
|
この日の歩行データ | |
遍路4日目 | 2021年4月13日 |
朝から雨です。この日の行程は登りが延々と続きます。 雨具を着ての歩行となりました。 こんな時、遍路傘は視界も開け雨具のフードより快適です。 道端にはシャガの群落が続きます。 |
|
国道といっても車1台がやっとの狭い場所もあります。 ジグザグの細道をひたすら登り続けます。 このルートには旧遍路道も部分的に残っていますが |
|
真弓峠のトンネルが見えました。急な登りは此処までです。 | |
高原地帯にはまだ桜が咲き残っています。
この後、遍路道は農祖峠越が正規の道ですが |
|
遠い遠い道でした。 ようやく雨の中、44番大寶寺に到着 ほとんど誰もいませんでした。 雨でマスクが濡れると酸欠になるので歩行中は外しました。 |
|
宿までには峠越があります。 大した距離ではないのですが疲れた脚にはきつかったです。 休み休み少しづつ登りやっと突破しました。 |
|
やっとこの日の宿、いやしの宿八丁坂に着きました。 人気の宿で宿泊者も多くいました。 この宿では連泊します。 |
|
この日のデータ 久万高原への道は予想通り長く厳しかったです。 |
|
遍路5日目 | 2021年4月14日 |
宿の朝食 地の食材を活かし工夫されたメニューでした。 他の遍路客は早立ちしていましたが連泊の自分たちは 余裕の8時過ぎに宿を出ました。 |
|
雨もやみました。 昔からの遍路道を45番岩屋寺に向かいます。 脚にやさしい地道が続きます。 |
|
山の畑はイノシシなど獣害対策が大変です。 ミツバツツジが咲き残っていました。 |
|
八丁坂が始まります。 | |
何度か休みながら登る登る 峠に登り詰めるとあとは楽でしたが 足元を注意しないと危険な場所が続きました。 |
|
岩屋寺の逼割禅定 此処はパスしました。 |
|
岩屋寺の垂直はしごを登ります。 | |
登り切りました。 実際は降りる時が怖かった。 過去には墜落死した人もあったそうです。 |
|
岩屋寺の全景 先人たちはすごい。よくこんな場所にお寺を建立したものだ。 帰路は古岩屋の絶景を楽しみながら車道をゆっくり戻りました。 お昼になりましたが昼食の場所もなく腹ペコで2時頃に宿に戻り 菓子だけで夕食を待ちました。 |
|
連泊した宿、八丁坂の夕食です。 一日目とはメニューを変えるなど細やかな配慮が嬉しいです。 宿代も連泊なので安くしていただきました。 |
|
この日のデータ 距離は短いが自分たちには、このくらいがいいです。 |
|
遍路6日目 | 2021年4月15日 |
この日は標高700mの久万高原をあとに松山市まで降ります。 時間もかかりそうなので早立ちしました。 |
|
峠御堂トンネルを抜けたら旧道を降るが荒れて道なき道となりました。 豪雨の後は仕方がないことです。 |
|
コンビニで昼食の菓子パンを買い三坂峠に向かって 緩やかな坂を登ります。 手の込んだ作り物が面白い。 |
|
三坂峠からは一気に降りです。 往時は多くの人が往来した場所ですが今では人家もありません。 |
|
松山の市街地が一望です。 此処を昇り降りして交易していた昔の人たちはすごいなあ。 |
|
長い降りが続きます。 藤の花が満開です。やはり藤は野生のままがいいですね。 網掛け石で昼食としました。 |
|
お寺を次々巡ります。 だんだん市街地に入ってきました。 |
|
この日の宿は温泉付きの「たかのこのホテル」です。 当初予約時は狭い部屋でしたがコロナ禍で空いているようで 大きな部屋にグレードアップしてくれていました。 バス付の部屋でしたが当然温泉の大浴場を使いました。 さすが申し分ない湯で道後温泉には寄る気も起りませんでした。 |
|
これまた豪勢な夕食です。もちろん完食しました。 | |
この日のデータ 降った階段はすごく多いはずだけどカウントされません。 |
|
遍路7日目 | 2021年4月16日 |
家が建てこんだ路地を往きます。 これも遍路道です。 玄関先の女性から「お遍路さーん、お接待です」と |
|
最近出版されたばかりの本を51番石手寺の納経所で贈呈されました。 その時はリュックが重くなるのは、かなわんなあとの思いが 正直なところでしたが、なかなか読み応えのある本でした。 帰宅してから相応の金額を石手寺に振り込みました。 |
|
右手奥は道後温泉です。 今回は寄らないで松山市の市街地を一気に抜けます。 この後の52番太山寺はうんざりするほど遠く本堂も高所にあって とても疲れました。 |
|
GoogleMapアプリを駆使して 工場地帯を抜けやっと海に出ました。 まだまだ宿は遠いです。 天候もくだり坂です。 |
|
静かな瀬戸内の海にはホンダワラ類があふれていました。 | |
やっとのことでたどり着いた宿シーパーMAKOTO 温泉付きの部屋です。 実際見るまで信じられませんでしたが底からどんどん 新しい湯が湧き上がっていてオーバーフローされており ゆっくり入って脚をいやしました。 |
|
やっと夕食に間に合いました。この日はよく歩きました。 期待通り瀬戸内の鯛めしです。 決して豪華ではありませんが美味しゅうございました。 |
|
必死で歩いた長い長い一日でした。 | |
遍路8日目 | 2021年4月17日 |
朝から大雨です。雨具を付けての歩行となりました。 連日で30キロオーバーの長い行程です。 旧遍路道は鎌大師を経由しますが 雨の中なので歩道のある国道をひたすら進みました。 通り過ぎる車からは時々バシャ!としぶきもかけられ |
|
昼過ぎには雨も止みました。 歩きながら雨具を乾かします。 どうも湿った足で靴擦れができたようで痛みます。 54番延命寺で雨具を脱ぎました。やっぱり晴れがいいです。 ようやく今治アーバンホテルに着いたときはクタクタでした。 |
|
この日のデータ 今まで最高の距離となりました。 |
|
遍路9日目 | 2021年4月18日 |
この日は日曜で今治市内も閑散としていました。 札所が5か所あるので忙しいです。 56番泰山寺は入口を見逃し数100m通り過ぎてから気づいて戻りました。 風も強くローソクの火もなかなか点きませんでした。 次々と廻り山の中腹にある58番仙遊寺へ向かいます。 |
|
途中休んだ休憩所わきには無縁墓地がありました。 行き倒れた場所で土に還った遍路達も多かったことでしょう。 南無大師遍照金剛 合掌 |
|
昔の道に入りました。これから標高300mまで登ります。 | |
きつい車道をゆっくりと登っていきます。 | |
階段を登ること20分、やっと到着です。
膝を痛めるので帰路は車道を降りました。 |
|
まだまだ降りは続きます。 天気が良くなって眺めがいいです。 |
|
この日の宿は遍路には、もったいないリゾートホテル ホテルアジュール汐の丸です。 距離の関係で贅沢な選択になりました。 でもコロナ禍でお客が少なく部屋がグレードアップ エコノミー料金でファーストクラスになった気分。 大きすぎる部屋は落ち着かないなあ。 |
|
夕食も朝食も豪勢でした。 泊り客は他にはおらずスタッフが気の毒なくらいでした。 |
|
30キロオーバーの距離が連続しましたがやっと 20キロ台に落ちました。 |
|
遍路10日目 | 2021年4月19日 |
いよいよ難所、60番横峰寺が近づきました。 順番通りだと厳しいので先に61-62番を打ちます。 |
|
明日登る横峰寺に連なる石鎚山が見えます。 | |
車の多い道を避け田園地帯を進みます。 | |
家から出てきた老夫婦からお接待をいただきました。 この老夫婦はお遍路さんが通るのをとても楽しみにしているようです。 |
|
これまた通りがかった男性からのお接待です。 結願祈念とあったので最後まで持っていきます。 |
|
この日の宿は温泉しこくや JR四国の団体客もいて賑やかでした。 この先、天気が良さそうなので雨具など自宅に返送しました。 靴擦れは水膨れも破れることなく治まりました。 |
|
この日のデータ | |
遍路11日目 | 2021年4月20日 |
コンビニで昼食のパンを買い 横峰寺に向け湯浪ルートの長い道を往きます。 |
|
だんだん登りがきつくなってきました。 | |
此処からは階段が続きます。 | |
休みながらも少しずつ高度を上げていきます。 | |
やっと横峰寺が見えました。 ここで、ながーい蛇くんが階段に居座って通してくれません。 何度か杖をトントンしてやっと動いてくれました。 横峰寺は思っていたより狭い敷地にありました。 |
|
横峰からの降りは予想以上に長くアップダウンもあって 大変でした。予定では63番に直行したいので 採石場ルートを取りたかったんですが分岐点がわからず 香園寺奥の院ルートになりました。 63番吉祥寺の前で高齢の女性から呼び止められ 63番の時点で既に4時を過ぎて64番には5時までに着かないので |
|
湯ノ谷温泉からは着くのが遅いので確認の電話までいただきました。 夕食も品たくさんで完食しました。 |
|
途中飲んだ水分のボトル群 | |
やはり横峰寺は厳しかったです。 | |
遍路12日目 | 2021年4月21日 |
昨日時間切れで寄れなかった64番前神寺を朝一番で打ちました。 | |
あさって登る札所としては最高の標高にある雲辺寺が見えます。 | |
この日の宿、五葉松荘までにはけっこう峠がありました。 日差しも強く暑い中での歩行でした。 コンビニに頻繁によって冷たいものを飲みながら進みました。 五葉松荘近くの国道は歩道がなく怖い思いをしました。 |
|
手はやけどのような日焼けです。 次の日からは日焼け止めを塗りましたが 既に遅かったです。 |
|
五葉松荘は自分たちだけの貸し切りでした。 女将さんとも楽しく語り合い出来ました。 |
|
けっこう長距離歩行になりました。 | |
遍路13日目 | 2021年4月22日 |
出発の朝、女将さんに頼んで撮ってもらいました。 | |
山には岩石が多数見えます。 この辺りの地質は学術的にも価値があるそうで 「タモリさん来ないかなあ?」とは女将さんのつぶやき。 |
|
昨日の反省からなるべく旧道を歩きました。 途中、甘夏のお接待をいただきその場で食べました。 暑い中、元気が出ました。 |
|
山々から湧きだす豊富な水で潤う河川 四国の山々は奥深い。 通りがかりの男性から自販機の水ボトルのお接待も受けました。 この日の宿はスーパーホテル四国中央 |
|
明日から厳しい登りなので距離は短めにしました。 | |
遍路14日目 | 2021年4月23日 |
朝コンビニで昼食を買い 65番三角寺に向けて登ります。 |
|
休み休みゆっくり登ります。 | |
標高300mの三角寺からは緩やかな降りです。 展望台からは瀬戸内の海と市街地が一望です。 |
|
このルートでは欠かせない椿堂です。 朝コンビニで買ってきたパンでお昼にしました。 |
|
此処から長い登りが続きます。 | |
ようやく境目トンネル。徳島県に入りました。 このトンネル、歩道はあるのですが狭く、材木を積んだ 大型トレーラがビュンビュン走るたび恐怖を感じました。 |
|
着きました。此処しかない民宿岡田さん。 有名な、92歳の親父さんも健在でした。 この日も定員いっぱいだったそうです。 |
|
この日のデータ 私らにはこれくらいがちょうどいいです。 |
|
遍路14日目 | 2021年4月24日 |
名物の親父さんと記念写真 |
|
親父さん手作りの案内地図 実に丁寧です。 |
|
ひたすら雲辺寺へと登ります。 既に標高250m位が麓なので割と楽に尾根まで出ました。 |
|
66番雲辺寺到着です。
高度計も910mを示しました。 |
|
記念撮影
雲辺寺は観光客が多くいました。 |
|
自分によく似た人がいるはずだといわれる五百羅漢 確かに知った人に似た羅漢さんはいました。 |
|
長い降りの始まりです。 膝を痛めないようゆっくりと降ります。 |
|
お昼になったので民宿岡田さんでお接待いただいた弁当を食べました。 | |
やっと下山して集落を歩いていたら 通りかかった車の女性からお接待をいただきました。 この日の宿は観音寺グランドホテル |
|
予想通り雲辺寺はきつかったけど 横峰寺よりはましだったかな。 |
|
遍路15日目 | 2021年4月25日 |
香川県観音寺市の名所といえば寛永通宝の砂絵で知られた 銭形展望台、ここまで来たのでテクテク、フーフー登ってみました。 |
|
ウーン、これはのっぺらぼうではないか。 早朝か夕暮れ時でないと陰影ができずはっきりしない。 骨折り損のくたびれ儲けだったけどまあいいか。 |
|
70番本山寺に向け誰も通らない堤防を往きます。 遠くに本山寺の五重塔が見えます。 道端には草藤が花盛り 楽しい道でした。 |
|
本山寺の五重塔 いい眺めです。 |
|
71番弥谷寺にへは車道ばかりを延々と歩きます。 やっと着くころにはクタクタでした。 この何百段かの階段がたいへんでした。 でも宿がすぐ横の「いやだに温泉」だったので良かったです。 |
|
この日の夕食もボリュームたっぷり もちろん完食です。 |
|
この日のデータ | |
遍路16日目 | 2021年4月26日 |
この日は札所が6か所もあります。 ただ登りは無いのでこなせそうです。 朝から山を降りますが昔の遍路道は蛇が出そうな細道が続きます。 曼荼羅時の手前で通りがかったおじいさんから |
|
73番出釈迦寺は高台にあります。 遠くにこれから行く善通寺市の市街地を望みました。 善通寺は広大な敷地で本堂がどこか見つからなかったんですが |
|
香川県はうどん県です。 麦畑が一面に続き、収穫も近いでしょう。 6か所の札所も時間内に無事に終えることができました。 |
|
この日の宿は丸亀プラザホテル。 夕食は計画通り無事に遍路を終えられたの |
|
この日のデータ | |
さあ帰るぞ | 2021年4月27日 |
丸亀市から坂出駅までの間に78番郷照寺があります。 此処を今回の区切り打ちの最後の札所にしました。 あと3日で88番まで可能ですが一度に結願するより |
|
坂出駅から電車で帰宅します。 「さらば四国よ、この秋また来るよ。」 |
|
この日の自宅までのデータ | |
留守番の飼い猫は、まあお利口に待っていたようです。 スリスリがいつまでも続きます。 |
|
今回の遍路期間 2021年4月10日から4月27日までの 歩行データは425km62万7千歩でした。 |
|
トレーニング期間も入れると約700km歩いた靴は けっこう摩耗しました。 ソールを張り替えるほどの靴ではないので、 この秋には新しいのを買います。 |
歩行に不可欠な自作の金剛杖とポールはすっかりゴムが 摩耗し金属が出ています。次回は先端を交換します。 |
ヒヤリとしたこと
|
|
今回の遍路もすべて計画通りに進み、楽しい体験でした。 歩き遍路は厳しいだけに素晴らしい。 お金も時間も、そして何より健康がそろって可能になる究極の贅沢かもしれません。 夫婦共に癌サバイバーである自分たちの幸せに感謝してレポートを終えます。 最後までご覧いただいた皆様ありがとうございました。 2021年4月吉日 南無大師遍照金剛 |
|
|