我が家の耐震工事 きっかけ編 |
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きっかけ | 我が家は1978年(昭和53年)の春に建てた。 木造2階建て約33坪、1階が和室6畳3部屋と台所、2階は洋間2部屋の当時の平均的な建てかただった。 ちょうど子どもが2人となり、これから本格的に子育てが始まる時期でもあった。 それから30年、子どもたちも巣立ち、約40年の会社勤めを終え夫婦だけの生活となった。 途中20年経過で風呂、台所、トイレと外壁のリフォームはしたが家屋はまだまだ使うつもりである。 ところが近い将来、東海地震、東南海地震の可能性が叫ばれるようになった。 30年以内に東南海地震の発生確率は60%を越え、年々その確率は上がっていく。 当地での予想震度は6を越える。東海地震でも震度5を越える。 もし地震で倒壊したら建てかえるには数千万はかかる。 退職後の身分ではできることではない。 アパートに入る方法もあるが家賃だって年金生活では厳しいご時世だ。 折から市のほうで無料耐震診断をやっているとの情報があった。 それならお願いしてみようと市役所に申し込んだ。 用紙には希望の建築士を書き込むことができるので知り合いの建築士に来てもらった。 |