絶滅危惧種 ミツガシワ 

4月中旬に珍しい花「ミツガシワ」が
咲きました。
写真をクリックして拡大してみてください。花びらに細かい毛が確認できます。
約200万年前の氷河期からの古い植物だそうで 生き残り(遺存植物)だといわれています。
名前は、柏(かしわ)のように大きな葉が 3枚集まっているところからつけられとされています。 

WIKIPEDIAの解説です。

ミツガシワ
(三槲、Menyanthes trifoliata
ミツガシワ科ミツガシワ属の一属一種の多年草。日本を含め北半球の主として寒冷地に分布し、湿地や浅い水中に生える。

地下茎を横に伸ばして広がる。葉は複葉で3小葉からなる。4-5月に白い花を総状花序に多数つける。

亜寒帯や高山に多いが、京都市の深泥池や東京都練馬区の三宝寺池など暖帯の一部にも孤立的に自生している。これらは氷河期の生き残り(残存植物)と考えられ、これらを含む水生植物群落は天然記念物に指定されている。北海道岩内郡共和町の町の花。

睡菜(スイサイ)と称し苦味健胃薬として用いる。

2006/10 OPEN  このページに掲載している画像等は自由に使用できます。