ご挨拶

主の御名を賛美します。

私、市橋隆雄は家族と共に1988年にケニヤのナイロビに宣教師として遣わされ、 今日までケニヤのクリスチャンと共に福音の宣教のために奉仕させて頂いて参りました。
開拓伝道と教育が現在の私たちの主な働きです。
12年間の働きとナイロビでの生活を通して、ケニヤの社会に根付きケニヤの人々と共に ケニヤの人々のニーズに答えつつ福音を伝えていく基盤ができました。
今後は赦される限り、この地で福音宣教のために奉仕を続けていきたいと願っております。

日本の企業人たちが世界中に出て行っているとき、福音の使者として日本のクリスチャンが遣わされることの意味を思います。ケニヤでの働きの全ては無報酬です。私たちは、日本のクリスチャンの支えによって、日本の教会の働きの一環として、このアフリカでご奉仕させていただきたいと願っています。
私たちの働きを知っていただき、もっと多くの日本のクリスチャンがアフリカへ宣教師として遣わされるよう働きかけたいと言う願いもあります。

私たちの働きをご理解いただき、献金によって私たちの活動を支えていただければ幸いに存じます。

ケニヤでの活動内容

キューナ教会牧師:
1997年よりナイロビの住宅地で始めた開拓伝道。
現在60人から70人の礼拝出席者で、毎週英語とスワヒリ語で礼拝を守っている。教会学校、青年の会、スラムへの奉仕活動を中心に活動している。
デイスター大学専任講師:
アフリカの教会、政界、経済界等で同胞に仕えるリーダーを育てることを目的としているキリスト教大学で、聖書学・宣教学・教会教育・クリスチャンミニストリー等の教科を教えている。
学生はアフリカ各国から集まっており、卒業後母国へ帰り国の復興の為に働いている。
日本語聖書の会:
ナイロビ在住日本人を中心とした日本語の聖書の会を毎週行い、日本人のクリスチャンや道を求める方々への牧会伝道を行っている。
キューナ幼稚園:
妻さらが園長として運営している、キリスト教主義幼稚園。
1997年より開園し100名の園児を与えられている。 主の愛の中で、愛し合うこと・助け合うこと・尊敬し合うことを幼い頃から日々の保育の中で体験を通して学び、将来世界の中で平和を作り出す人として育つことを願いつつ、ケニヤ人をはじめ20ヶ国の子供たちを教育している。
アフリカ宣教会:
日本の教会がアフリカの教会と共にアフリカの宣教の為に働く事ができるよう、その橋渡しをする事を目的に組織されたもの。副代表としてアフリカ側の責任を持つ。アフリカの教会のニーズを日本の教会に伝え、働き人がアフリカに送られたら、その受け入れや訓練、現場でのアドバイス、霊的養いの助けを行う。

現在、新たにスラムでのコミュニティセンターを開設することを計画中。母子家庭の母親達が生活の為の技術を身に付けることができるように。子供たちが教育の機会を得るように。基本的公衆衛生教育の普及をし人々が病気を予防できるように、など取り組むべき課題はたくさんあります。

主に在りて
市橋隆雄、さら
2000年9月

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