故郷を離れて遠くより |
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子どもの頃、ここは「まむし谷」と呼ばれていてその名の通り少し鬱蒼とした格好の遊び場でした。田んぼの氷が溶ける頃、かえるの卵を探しに行きレンゲやツクシをいっぱい取りました。夏は蛍を追いかけカブトムシやクワガタが寄ってくる仕掛けをつくったり、秋はコオロギやバッタを採ったり、栗を拾ったり、ほんとに飽きない場所でした。今、故郷を離れて10年、こちら東京では生き物の気配が感じられず里山の風景を懐かしく思い出します。賑やかなカエルの合唱や田んぼの草の匂いを思い浮かべて楽しい気持ちになります。何気ないこの亀山の風景が今はとても愛しいです。里山公園みちくさは、これから子どもたちにそんな心のふるさとをつくってくれることと思います。 H.O(東京在住) | |
「あずまや」もあります |
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