普段歩く人もいない静かな細道をたどってみませんか。
JR関駅から関の町並みを横切り北上すると小野川にぶつかります。
この辺りからは端正な形の関富士と岩山の羽黒山の勇壮が楽しめます。
堤防に沿って小野川をさかのぼると鷲山の集落です。
ここから北に向かう細道をたどると、桜川という小川に沿います。
昔のままの姿を残す土の道です。
両側を里山に囲まれた南向きの明るい小川で春先にはフキノトウやツクシなど楽しい散策道になります。
白木一色は虚空蔵さんとして親しまれる国分寺の麓に広がる古い集落です。
この東には近年工業団地が開発され様子が一変しました。その山側に「水辺公園」が出来ています。
まだ未整備ですが水生動植物が豊かです。
帰路は明星が岳の山麓に沿って降り桜で有名な正法寺山荘址の横を抜け関富士を右手に眺めながら泉が丘の団地を横切り
おなじみの関地蔵院に戻ります。
関駅からまっすぐに北上し小野川を渡ったらその堤防道を
西に進みます。
この辺りは関富士と羽黒山を眺めての絶景ともいえる一帯です。
関富士はその形、羽黒山は岩で覆われた山塊とその対比が魅力となり、まさに超1級の景観が楽しめる土の道です。
桜川はその名も知られていない小川です。
山ひとつ東は巨大な工業団地となったのに
こちらは人も立ち入らない静かな谷間となって自然に帰りつつある一帯です。
途中で踏み跡もなくなった茂みを、抜けると農道に出ます。
水辺公園はまだ未完成でトイレもありません。巨大な工場団地の片隅に広がる湿地帯です。
帰路は明星が岳の山麓を降ります。
車道となっており、やがて小野川に沿って鷲山の集落に出ます。