亀の細道
ウォーキングまっぷ
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明治維新からわずか23年後には鉄道(現在の関西線)が敷設され、四日市から亀山、加太を越え柘植・草津まで汽車が走りました。 まだ重機もない時代に、断崖絶壁や急勾配のところへよく鉄路を通したものだと当時の人々のすごさを感じます。 加太トンネル、スイッチバック址などは、JR敷地内なので立ち入りはできませんが、このコースにある排煙口、縦坑址は見ることができます。 これらは加太トンネルを短かい工期で完成さすため両側と中央の縦坑からの4面から掘ったなごりです。 その縦坑は開通後は排煙煙突として使われましたが蒸気機関車の廃止により知る人も少なくなりました。 120年前ここでは数知れない男たちが土石を掘り続けたのです。 この縦坑址に立ち、ここで難工事を成し遂げた先人たちの労苦と知恵を偲んでみてはいかがでしょう。 |
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名阪国道を乗り越える部分。 |
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北在家の踏切から保線専用の道があるが進入禁止である。
人工衛星から撮影されたスイッチバック址 |
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北在家の旧国道25号線と関西線のレンガつくりの橋梁 この辺りにはレンガつくりの構築物が多く残されている。
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重機の無い時代大八車と人力で掘り進んだと思われる |
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絵:奥田裕子 |